小冊子になったPDF文書があり、ほとんど印刷準備が整った状態であるとします。この場合、ページは両面印刷され、折りたたまれて切り揃えられます。ページ番号はページの端に近い場所に印刷されるため、切り揃えるときに切り落とされないようにしなければなりません。しかし実際には、ページを中綴じにする際に印刷部分はわずかに外側にずれます。この現象は出版業界ではクリープ と呼ばれます。小冊子のページ数が多いほど、内側のページにより大きな印刷領域のずれが生じます。
Figure 1. クリープにより内側のページの印刷領域が外側にずれるため、ページの外側の端に近いページ番号が切り落とされる原因になります。
このクリープを補正するには、次のようなアクション リストを作成します。
- 左側 (偶数番号) のページの印刷領域を、5mm 右側へずらす。
- 右側 (奇数番号) のページの印刷領域を、5mm 左側 (綴じ目に近い方) へずらす。
- 最初のページは変更しない (このページにはページ番号を付けないため)。
Figure 2. ページレイアウトの変更: クリープの補正のため、内側のページ (B および C) の印刷領域を綴じ目の方へ移動する。ただし最初のページ (A) は変更しない。