規則に基づく変数の定義

規則に基づく変数

規則に基づく変数の概念は、別の設定の状態に基づいて変わる値を作成する、ということになります。以下にその例を挙げます。

規則に基づく変数「画像の解像度」は次のように定義されます。

IF "Job type" is "Offset" THEN set "Image Resolution" to 300 ppi
ELSE
IF "Job type" is "Digital", THEN set "Image Resolution" to 150 ppi

規則に基づく変数は、1つ以上の規則に基づいて値を取得します。各規則には、規則をトリガーする条件 (IF) と条件がトリガーされたとき (THEN)に使用される値の2つの部分があります。

各条件には変数と値との1つ以上の比較が含まれます。上記の例では、変数「Job type」は値「Digital」と比較されます。これらの比較は「AND」および「OR」で結合し、複雑な条件を作成できます。

規則がトリガーされない場合、次の規則が試行されます。一番最後に「ELSE」規則もあり、条件のいずれも満たされない場合にトリガーされます。

規則に基づく変数は必ず1つ以上の他の変数と比較する必要があるため、規則に基づく変数が動作するには、必ず1つ以上の他の変数を作成する必要があります。上記の例では「Image Resolution」の値を決定するには、「Job type」変数の値を知る必要があります。PitStop Serverでは、比較する変数通常はジョブチケット変数です。PitStop Proでは、通常は、選択する定義済み変数値のリストを提供する定数変数です。

処理方法

次の手順に従います。

注: ソフトウェアの設定を開始する前に、IF/ELSE文を使用して独自の規則を作成することをお勧めします。これにより、必要な変数が明確になります。
  1. 任意の変数を定義します。
  2. 規則に基づく変数を定義します。
    • タイプで規則に基づくを選択し、数値などの値タイプを決定します。
    • 規則の作成:
      • 最初のリスト(「IF」で始まる)では、前に定義した変数を選択できます。
      • 必要に応じて「is」、「is not」、「begins with」を選択し、該当する値を入力または選択します。前の手順で選択した変数によってオプションが変わります。
      • 該当する演算子(AND/OR)をクリックします。(選択した演算子は規則に追加されます。)

        AND/OR文は選択した規則の条件に追加され、規則は2つ以上の条件に依存するようになります。

      • 結果の値を入力/選択します(タイプは選択した値タイプによって異なります)。
      • 必要に応じて、ELSE をクリックして、代替規則を全体変数 (=IF) に追加し、同じ方法で続行します。
      • どの条件も満たされていない場合の処理を決定します。エラーを生成してプリフライトチェックでプリフライトエラーを発生させるか、デフォルト値を入力できます。
  3. 変数セットを保存する。

例1

以下に、「Image Resolution」規則に基づく変数の定義を示します(値タイプ = 数値)。前に定義した変数を使用できます。可能な値として「Offset」および「Digital」を使用した定数(テキスト)変数の「Job type」です。

「Job type」の値によって、画像解像度が変わります(300または150)。Job typeが規則が設定されたものとは異なる場合、プリフライトエラーが発生します。



例2

以下に、「Convert to grayscale」規則に基づく変数の定義を示します(値タイプ = ブール値)。前に定義した変数を使用できます。可能な値として「Grayscale」を使用した定数(テキスト)変数の「Color conversion」です。

「Color conversion」変数の値が「Grayscale」の場合、「Convert to grayscale」の値が「Yes」になります。これが該当しない場合(例:カラー変換が「CMYK」)、「Convert to grayscale」の値は「No」になります(既定値)。